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さて、ドイツの食はグミだけではありません。 普通の食卓に話題を戻しましょう。 ドイツ料理といえば、ソーセージと芋、それに酸っぱいキャベツ“ザワークラウト”を思い浮かべる方が多いのではないのでしょうか? あれは日本では酢漬けキャベツと翻訳されていますが、キムチのような醗酵食品で、酢に漬けているわけではなく、漬け込んで酸っぱく醗酵させているのです。 自分で作っている家もあるのでしょうが、スーパーで缶詰め、瓶詰めも売っています。 そしてたいていそれの隣の棚に様々な種類が並んでいるのが、ピクルス!右写真はなんとすべて様々な種類のピクルスなんですよ!!ロシア風、旧東独の有名ブランドも未だ健在。日本のキュウリよりも短太のものを胡椒、ディル、タマネギ、などと一緒に漬け込んだピクルス、“グルケ”はとっても美味しく、ごってりした肉料理を食べて重くなった胃を酸味で軽やかにしてくれます。 私も大好きで、大きなビン詰めを毎週買い込んでしまいます。グミをむしゃむしゃやるよりは、ヘルシーかと思いまして・・・。 ところで、ドイツ人にも驚かれるほどのグルケ好きの私は先日ハンブルクに行って、狂喜しました!なんとハンブルクには様々なピクルスを樽に入れて1本売りをするスタンドがあるのです!なぜこれがベルリンに存在しないのかは謎です。。。 ベルリンにあったら絶対通うのになあ・・と残念に思いました。しかし普通の瓶詰めより長太めなキュウリを一本買って、ナプキンで包んで立ち食いしている様子はかなりへんな感じもしたのですが、ハンブルクの人達は見慣れている様子。ぼりぼりぽりぽりとかじっている音を聞いていたら口が酸っぱくなり、お腹が減って来てしまいました。 |
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----------------------------- guten Appetit! ------------------------------ |
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