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Westendの駅で下車して地上に出ると、シャルロッテンブルク宮殿行きのバス停前は大混雑。 おりしも週末。寒くもないちょうど良い天気。
もちろん東京のラッシュとは比べ物にならないですが、久しぶりにこんな混んだバスに乗りました。 普段ならば、ベビーカーや子連れの人たちは積極的に手伝ってあげているベルリナーたちなのに、 今回はあまりに混雑していたために奥に入れなかったベビーカーが入口を塞ぎ、ドアが閉まらず、ちょっと出発が遅れたところ、 早く出発したい乗客と、子連れのお父さん、お母さんたちの中で口喧嘩が始まるほどに、気が立っています。 クリスマスなんだから、もっと気持ちよくやろうよ……。 めいいっぱい詰まったバスは宮殿前で、乗客ほぼ全員を吐き出しました。 |
「クリスマス・マーケット」というのは結局のところ「マーケット、市場」なわけで、モノを売る出店がメイン。
だから、市内に何十ものマーケットがあるといっても似たり寄ったりになりがち。
しかし、ここは宮殿の前というロケーションがら、マーケットを見たら、美しくライトアップされたお城見学もできます。
宮殿内ではクリスマスにちなんだ人形劇や、パントマイムなどが行われていたり(ミュージアムは入場有料)、 子どものワークショップもあるとか。
ゾフィー・シャルロッテの侍従、Friedrich Alyに扮した人が行う見学ツアーも。
こんな場所を住まいとするのはどんな気持ちなのかしらん……とため息がでるような豪華な部屋には、藁とりんごで飾り付けられたクリスマスツリーが飾られ、
ツリーの下にはアンティークっぽい玩具が並べられていました。
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![]() 手作りのソーセージやパンを売る店。 色合いとかが本格的で美味しそう。 |
マーケット自体は、エルツ山脈の木彫やプラウエン地方のレース編み、飴がけりんごやアーモンドといったクリスマスマーケット定番品。 今年のテーマとして「高級品の中でも、最高のものだけで」というモットーを掲げているそうですが、アレクサンダープラッツとかのマーケットに比べれば確かに高級な香りが。 というか値段が高め!! 結局のところ、出店の中で一番長い行列ができていたのは「焼きソーセージ」というのがいかにもです。 だって、クリスマスぽくはなくとも安くてお腹がいっぱいになりますしね。 宮殿の前庭でかまどを作って焼いていた、黒ビールパンが、唯一「珍しいかな?」という感じでした。 |
学生アルバイトらしき女の子たちが「黒ビールこんなに入れちゃうの。もったいない!飲みたいわ〜!私たち、もうシゴトしたくないのよ〜」と 照れ笑いしながら捏ねていました。 「最高級品」をうたうならば、もっとオオ〜〜〜〜こ、これがクリスマスマーケットに?!と思う程のインパクトが欲しい気もしましたが……。 その辺はお城のイメージでカバーかな?飲み食いして楽しいマーケットというよりは、お城のムードを目で楽しんでロマンチックなお散歩?と言う感じのクリスマスマーケットでした。 | ![]() |
----------------------------- frohe Weihnachten! ------------------------------ |